上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
オンジーが軽快にバイクを飛ばし、約20分でマンダレー・ヒルの麓を通過、
そこからも急な坂道をバイクで上り、頂上近くで降りてからはサンダルを脱ぎ、展望テラスまで徒歩で上った。
思いがけずここまでバイクで来れたので、逆に「予言を与え給う仏陀」像などの見所をスルーしてしまった。
頂上からはマンダレーの町全体と遠く山並みも見渡せる。
先進国のようなビルや高い建造物が無く、360°パノラマ・ビューが素晴らしい。

マンダレー・ヒルの夕陽
陽が落ちた後は、夕食にオンジーお薦めのヌードル・レストランへ。
確か「BLUE」という店名だったか、シャン・ヌードルがすごく美味しい!
地元の若者も多く、人気店のようだった。ここは旅行者にオススメ。
夜はどこか行きたい所はない?とオンジーが尋ねるので、伝統舞踊が見られる「ミンタ・シアター」
という劇場には行きたいなと伝えると、そこの場所も把握していて連れて行ってくれると言う。
ショウの始まりまで時間があるので、その前に近くのパゴダにお参りに行くことにした。
日本の神社仏閣と違ってミャンマーのパゴダは夜になっても開いており、
仕事を終えた地元の人々が日課のお祈りに集まって来るため、むしろ昼間よりも人が多い。
夜のパゴダはヘンテコなネオン照明が本堂の中や仏像を色とりどりに照らしていて、ちょっと笑いを誘う。
オンジーは続けて3か所のパゴダに案内してくれて、なんだか楽しそうだった。
彼は熱心な仏教徒で、両親から教わった仏教の知識を一生懸命僕に英語で説明してくれた。
説明している時の生き生きとした顔を見ていると、いかに人々の生活に仏教が根づいているのかを感じさせる。
彼のお蔭で仏像に金箔を貼る体験も出来たし、ビルマ人スタイルのお祈りの仕方(手の合わせ方、頭の下げ方)
も教わって、その後の旅でも役立った。
この日の最後は「ミンタ・シアター」で伝統舞踊を鑑賞。お隣にはマリオネット・ショウの劇場が並んで
おり、そちらの方が人気がありそうだった。入場料8ドル。オンジーは初めて観るらしかったが、お客を
連れてきたという事でタダ。地元の人々のこういう人情がいいなぁ。
お客は僕ら二人を合わせても4名。映画に出てきそうな場末の劇場といった雰囲気だった。
感激するほどの内容ではなかったけれど、やはり旅する国の音楽や舞踊を観るのはとても楽しい。


ガムラン風の楽器演奏

雑技団のような曲芸。壜を重ねた上に乗ってボール・リフティング。凄い!
スポンサーサイト